スリープトラッカー

起きやすいうとうとしている時にアラームが鳴って夢からグッと現実に戻される感じ

レポートしていただいた商品の情報

スリープトラッカー > ・商品名:スリープトラッカー
・参考価格:19,425円(税込)? 
・レポート提供者:hachuさん(主婦・愛知県)
・わがままおすすめ度:★★★★★★★☆☆☆(7点)

興味を持ったきっかけは?
我が家は夫婦そろって寝起きが悪いことで、それぞれの実家の家族から定評があります。今まではスヌーズ機能(何度止めても再び鳴る機能)付きの目覚しで無理やり起きているような状況でした。
子どもが生まれて思ったようにまとまった睡眠を取る事が難しくなり、主人の起床時間に起きるのが辛くなった事がきっかけで、質の良い睡眠に興味が出てました。

どこがよかった?
うとうとしている時に目覚しが鳴ります。音はそれほど大きくありませんが自分の腕から聞こえるので不便は有りません。バイブ機能も利用できるので、音のみの時よりもハッとして目覚める事が出来て良かったです。また音を消してバイブのみでセットする事もできるため、家族を起こさずに目を覚ませるところが気に入っています。寝ぼけて夜中のトイレや授乳時間を覚えていなくても、データを見ればだいたいの起きた時間が分かります。

気になったところは?
せっかくスッキリ目が覚めても二度寝してしまっては意味がありません。当然ですが一度で起きるかどうかは本人の気持ち次第。そのためには十分な睡眠時間を取ることが必要でした。また本体は1日分のデータしか保持しないため、データを取り込むために毎日パソコンに接続しなくてはいけないのは少し面倒です。

どんな人におすすめしたい?
自分の睡眠時間や質に興味のある方、いつも熟睡していて目覚しの音に気づかずに寝過ごしてしまうような方は、是非おためしください。小さい子どもが居る方、集合住宅等にお住まいで目覚まし時計の音の大きさが気になる方にもおすすめです。

詳細レポート

最近我が家に子どもが生まれ、現在は3時間おきの授乳やお世話や家事に追われる日々を送っています。家事ではせっかく予約タイマーで朝に洗いあがるようにしていた洗濯を寝過ごしてしまったり、睡眠時間を補うためのお昼寝などでも、なかなか時間のやりくりが上手にできずに困っていました。

そんな時「睡眠サイクルを監視してスッキリ目覚める事ができる」という、「スリープトラッカー」という腕時計型の目覚し時計があるということを知りました。

このスリープトラッカーは、寝ている間の体の動きから「熟睡しているのか」「ほぼ目覚めた状態なのか」を判断して、一番起きやすい状態でアラームを鳴らしてくれるというものです。

商品が届き、期待を胸にパッケージを開けると…
中には、

商品の内容

・本体の腕時計「スリープトラッカー」
・USB接続用コード
・取扱説明書
・PC用ソフトウェア(CD-ROM)
が入っていました。

これはレディースモデルです。色がきれいで10m防水も付いているのでジムに付けて行くのもいいかもしれません。ちなみに男性モデルの方はもっとシャープなデザインで、外に持ち歩いても良さそうだなと思いました。

時計裏面

本体の裏には、USB接続用のくぼみが3つ付いています。

USBコード

そこへ洗濯ばさみの形状になっているコードの先をはめ込んで、PCに睡眠データを送ります。ちなみにPCへデータを送って、ソフトウェアで分析ができるのは上位モデルですのでご注意を…。

装着の様子(手首表側) 装着の様子(手首裏側)

液晶画面はパッと見、大きくてかさ張りそうに見えますが、実際腕につけてみると厚みが無いおかげで装着時の違和感はほとんどありません。私は寝るときに付けていても全く気になりませんでした。また、普通の腕時計では授乳時に子供に当たるのが心配でしたが、こちらは素材が少し軟らかいので付けたまま夜中の授乳も出来てよかったです。

さて肝心の使い方ですが、とっても簡単。
設定がしてあれば、寝る前にボタンを長押しして装着して寝るだけです。

使用できる機能はほぼ以下の通り。

 

『本体』
本体についている4つのボタンを使って設定します。
・目覚し機能(アラーム&バイブ、アラーム、バイブ)
・時間表示(バックライト機能付き)
・Window設定(「ほぼ目覚めている状態」を探すための時間枠の指定)
・ToBed入眠時間設定(設定しなくても寝る前にボタンを長押しするだけでも良い)
・睡眠データ表示(1日分)

…「Window」とは、起きたい時間の何分前から「ほぼ目覚めている状態」を探し始めるかという時間設定です。

例えば7:00に目覚しをセットしてWindowを20分と設定しておけば、6:40?7:00の間で一番起きやすい状態の時にアラームが鳴ります。6:40が一番起きやすいタイミングならば、予定より少しだけ睡眠時間は減りますが、ギリギリまで寝ているよりもスッキリと起きれるという考え方です。

…「ToBed」では、普段確実に寝ている時間をセットします。
もちろん毎日同じ時間に寝るのは難しいので、布団に入ってから本体のボタンを長押しすれば、自動的に設定変更が出来るようになっています。

 

『PCソフト』
本体から読み込んだデータを一覧で確認、分析できます。
データを読み込むと、睡眠の状態がメイン画面に棒グラフ表示されます。

ソフトウェア メイン画面

使い方は、
1.本体でデータ表示モードにして、PCと本体を付属のUSBコードで接続します。
2.ソフトを起動して右上の読み込みボタンでデータを取り込みます。
3.起床に関するデータ修正、その日の生活状態、メモを記入できます。

ソフトウェア データ管理1ページ目「睡眠データ追加」データの修正を行います
ソフトウェア データ管理2ページ目「原因」目覚めた時の気分や、睡眠の障害になった原因を入力します
ソフトウェア データ管理3ページ目「メモ」

私は夜中の授乳で何度もおきるのですが、その時のデータを見ると「ほぼ目覚めている状態」となっていました。これからも分かるように、トイレなどで途中で起きても「ほぼ目覚めている状態」となって、継続してデータは記録されるので安心です。

最初は聞き慣れない概念が多く少し分かりづらい印象がありましたが、使い始めてみると案外使用するボタンや画面は少なく、通常の目覚しのように気楽に使う事ができました。

ただ、一度だけ凄く疲れて寝不足の日に使用した時は、さすがにアラームに気づくことが出来ませんでした。販売元が勧めている、十分な睡眠を取っていなかったからだと思います。あくまでもこれは「よりスッキリ起きるための道具」であり、どんな状態でもすっきり起きれるというものではないのですね。気持ち良く起きるためにはやはり自己管理が重要です。

私はこの時計、起きやすいうとうとしている時にアラームが鳴って夢からグッと現実に戻される感じが気に入っています。また、バックライト機能やバイブ目覚し機能(アラーム音無し)は、小さい子供がいるので大変重宝しています。

スリープトラッカーはただの目覚まし時計ではなくて、普通の目覚しには無い機能が付いた痒いところに手が届く目覚まし時計です。

ただし何度も言うようですが、二度寝にはご注意を…!
起きるぞ!という意思と健康管理を併せて使用するといいですよ。
普通の目覚しよりは「今なら起きれる!」というタイミングで起こされるため、朝が苦手な人も苦労が少なく起きられると思います。
 

その後、主人にも使ってもらいました

まずデータの使い分けですが、私のデータと主人のデータが混ざってしまうと分析がしづらいと思ったため、ためしに他のパソコンにソフトをインストールしてみたところ、それぞれ独立してデータ管理をする事ができました。

スリープトラッカーに保持するデータは1日分なので、仮に1日ずつ交代で使用したとしてもデータを取り込む先が違えば各自でデータを管理する事ができます。

最初主人は「(入眠時間(ToBed)を設定するボタンの長押しを)毎晩するのはメンドクサイ…」と言っていましたが、何日も続けるうちに慣れてきたようです。

そして何故か「これをつけて眠るとアラームが鳴る前に目が覚めることが多い」と主張しておりました。

これはスリープトラッカーの本来の機能とは別のような気もしますが、おそらく「起きよう」という気持ちがそうさせるのかもしれませんね。
本人は満足している様子です。

そんなわけで、主人はスリープトラッカーのおかげで二度寝をすることもなくスッキリと起きているようです。

余談ですが、私が一番興味があった「子どもが夜中に泣いたら、隣で寝ている主人の眠りは浅くなるのか?」ということですが、こちらは「入眠時に子どもが泣いた場合は眠りが浅くなるが、それ以外の場合はたいてい通常の睡眠サイクルで寝ていた」という結果が出ました。こういった分析ができるのも、スリープトラッカーの面白い機能の一つだと思います。

夜中の子どもの泣き声では起きない主人を、毎朝スッキリと起こしてくれるスリープトラッカーの力に改めて驚かされました。
 

スリープトラッカー > ・商品名:スリープトラッカー
・参考価格:19,425円(税込)? 
・レポート提供者:hachuさん(主婦・愛知県)
・わがままおすすめ度:★★★★★★★☆☆☆(7点)

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